『さよならくちびる』劇中ユニット・ハルレオが話題! 役者が作中のキャラクターとして歌った、劇中歌・主題歌まとめ
小松奈々×門脇麦ダブル主演! 解散を決めた女性音楽デュオを中心とした、ままならない人間模様を描く映画『さよならくちびる』(塩田明彦監督)が5/31(金)より公開。
主題歌「さよならくちびる」は劇中ユニット「ハルレオ」として主演の二人が歌唱しています。
このように、劇中のキャラクター・ユニットとして役者が歌唱する作品はたくさんあります。国民的大ヒットを飛ばした作品もしばしば……ぜひこの機会にチェックしてみてください。
映画『さよならくちびる』(2019)
ハルレオ「さよならくちびる」
小松奈々と門脇麦という、いまをときめく若手女優がダブル主演! 劇中ユニット「ハルレオ」として歌う主題歌「さよならくちびる」は秦基博が、挿入歌「たちまち嵐」「誰にだって訳がある」は、あいみょんが作詞作曲を手がける。
映画『小さな恋のうた』(2019)
小さな恋のうたバンド(ボーカル:佐野勇斗)「小さな恋のうた」
沖縄出身ロックバンド・MONGOL800の名曲を若手キャストによるスペシャルバンドで演奏! シングル収録の「あなたに」「DON’T WORRY BE HAPPY」「SAYONARA DOLL」すべてがMONGOL800のカバーソングとなっている。
映画『映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』(2018)
シン&ふうか(阿部サダヲ&吉岡里穂)「体の芯からまだ燃えているんだ(Duet ver.)」
声帯ドーピングという秘密を抱えるロックシンガー(阿部)と声が小さすぎるストリートミュージシャン(吉岡)が巻き起こすロック珍道中! 劇中歌「体の芯からまだ燃えているんだ」は、吉岡との親交も深いあいみょんが作詞作曲。
ドラマ『トドメの接吻(キス)』(2018)
菅田将暉「さよならエレジー(Acoustic ver.)」
松坂桃李主演ドラマ『トドメの接吻(キス)』に、謎のストリートミュージシャン・春海一徳として友情出演した菅田将暉。菅田はアコースティックバージョンを劇中で披露した。作詞作曲を手がけたのは、シンガーソングライターの石崎ひゅーい。
映画『キセキ あの日のソビト』(2017)
グリーンボーイズ(菅田将暉・横浜流星・成田凌・杉野遥亮)「声」
GReeeeNの楽曲「キセキ」誕生までの実話が元になった半自伝的映画『キセキ あの日のソビト』。イケメン若手俳優4人がGReeeeNの前身ボーカルグループ「グリーンボーイズ」としてデビュー。GReeeeNのオリジナル楽曲を歌唱した。
映画『黄泉がえり』(2003)
RUI(柴咲コウ)「月のしずく」
『さよならくちびる』の塩田明彦が監督を務めた大ヒット映画『黄泉がえり』の劇中歌となった大ヒットナンバー。柴咲コウはこの楽曲での歌唱力が評価され歌手活動を本格化させていくことになる。
映画『タイヨウのうた』(2006)
YUI for 雨音 薫「Good-bye days」
前年にデビューしたばかりであったシンガーソングライターのYUIが主演に抜擢された映画『タイヨウのうた』。日光に当たると命の危険があるという難病を抱えた少女、という役柄をピュアな存在感で演じ、楽曲もスマッシュヒットを記録した。
ドラマ『タイヨウのうた』(2006)
Kaoru Amane(沢尻エリカ)「タイヨウのうた」
映画ではYUIが演じた「雨音薫」をドラマ版では沢尻エリカが演じた。映画版とはまた違うパンキッシュな存在感の「雨音薫」。YUIの「Good-bye days」と聴き比べてみるのも面白い。
映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(2013)
MUSH&Co.(ボーカル:大原櫻子)「明日も」
原作はバンドをテーマにした同名の少女マンガ。当時現役女子高生だった大原櫻子は、この作品で歌手&女優同時デビューを飾った。楽曲は、亀田誠治が作詞・作曲・編曲を手がける。
映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(2013)
CRUDE PLAY(ボーカル:三浦翔平)「サヨナラの準備は、もうできていた」
映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』劇中に登場する男性4人組バンド・CRUDE PLAYのボーカル&ギターを務めるのは三浦翔平。こちらも亀田誠治が作詞・作曲・編曲を手がけている。
映画『NANA-ナナ-』(2005)
NANA starring MIKA NAKASHIMA(中島美嘉)「GLAMOROUS SKY」
矢沢あいの名作少女マンガを原作にした『NANA』。中島美嘉が原作そのままの存在感でパンキッシュな歌姫・ナナを演じた。楽曲はラルク・アン・シエルのHYDEがプロデュース。中島美嘉のキャリアを見渡しても屈指の代表曲となった。
映画『NANA2』(2006)
NANA starring MIKA NAKASHIMA(中島美嘉)「THE END」
「NANA starring MIKA NAKASHIMA」名義でアルバムも一枚リリースしている。「GLAMOROUS SKY」のほか、GLAYのTAKUROがプロデュースを手がけた続編の主題歌「一色」も収録。
映画『NANA』(2005)
REIRA starring YUNA ITO(伊藤由奈)「ENDLESS STORY」
当時新人シンガーの伊藤由奈が、劇中のカリスマ歌姫・芹澤レイラの歌唱シーンを担当し話題に。原曲は1993年の映画『幸福の条件』のサウンドトラックに収録されていたドーン・トーマスの「If I’m Not in Love With You」という楽曲。
映画『NANA2』(2006)
REIRA starring YUNA ITO(伊藤由奈)「Truth」
前作でのデビュー後、映画『海猿』の主題歌などでシンガーとしてのキャリアを着実に積み上げていった伊藤由奈が、続編でもレイラ役を続投。
映画『覆面系ノイズ』(2017)
in NO hurry to shout;(ボーカル:中条あやみ)「Close to me」
アニメ化もされた少女マンガ『覆面系ノイズ』の劇中バンド「in NO hurry to shout;(通称:イノハリ)」による楽曲。プロデュースを手がけたのはMAN WIH A MISSION!
ドラマ『セーラー服と機関銃』(2006)
星 泉(長澤まさみ)「セーラー服と機関銃」
薬師丸ひろ子が主演・主題歌を務めた角川映画の名作(1981年公開)を、ドラマ版では長澤まさみが演じた。「星 泉」は原作・映像作品版通じたヒロインの名前である。
映画『セーラー服と機関銃』(1981)
薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」
厳密には役名での歌唱ではないのだが、「主演が主題歌も歌う」という形を作ったのはこの作品が元祖といってよく、重要な作品だ。
映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』(2016)
橋本環奈「セーラー服と機関銃」
橋本環奈が主演を務めた『セーラー服と機関銃 -卒業-』は原作の続編を映画化した内容となっており、時系列的には過去の2作の先にある物語が描かれた。
ドラマ『愛をください』(2000)
蓮井朱夏(菅野美穂)「ZOO ~愛をください~」
作家の辻仁成が脚本を手がけたテレビドラマ『愛をください』で、ストリートミュージシャン役の菅野美穂が役名で歌った挿入歌。原曲は辻仁成がボーカルを務めたバンド「ECHOES」の楽曲「ZOO」。
ドラマ『マルモのおきて』(2011)
薫と友樹、たまにムック。(芦田愛菜・鈴木福)「マル・マル・モリ・モリ!」
2人の天才子役が競演! エンディングの可愛らしい「マルモリダンス」も話題に。紅白歌合戦にも出場し、振り付けを披露した。
ドラマ『チャンス!』(1993)
本城裕二(三上博史)「夢 with You」
1993年フジテレビ系の「水曜劇場」枠で放送されたテレビドラマ。落ちぶれたかつての人気歌手役を三上博史が演じた。楽曲は久保田利伸が手がけ、のちに本人によりセルフカバーもされた。
映画『Sweet Rain 死神の精度』(2008)
藤木 一恵(小西真奈美)「Sunny Day」
ビートルズをはじめ音楽好きとして知られる作家・伊坂幸太郎の原作をもとにした映画『Sweet Rain 死神の精度』の主題歌。劇中で「藤木一恵」は歌手として活躍している設定。
映画『フィッシュストーリー』(2009)
逆鱗(ボーカル:高良健吾)×斉藤和義「フィッシュストーリー」
伊坂幸太郎の短編を原作とした映画『フィッシュストーリー』で物語の鍵を握るパンクバンド“逆鱗”。メンバーを演じたのは、俳優の伊藤淳史(ベース)、高良健吾(ボーカル)、渋川清彦(ドラム)と、ロックバンド・Drive Farの大川内利充(ギター)の4人。楽曲は斉藤和義がプロデュース。
映画『スワロウテイル』(1996)
YEN TOWN BAND(ボーカル:Chara)『MONTAGE』
岩井俊二監督、架空のスラム街「イェン・タウン」を舞台にしたSF映画にキーキャラクター・グリコとして出演したCharaがボーカルをとるスペシャルバンド。自身の代表曲でもある「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」もここから生まれた。楽曲プロデュースを手がけるのは小林武史。
映画『リリイ・シュシュのすべて』(2001)
Lily Chou-Chou(Salyu)『呼吸』
岩井俊二が監督し、若き日の市原隼人や蒼井優が出演したことでも知られる美しくも残酷な青春映画。劇中の中学生たちが心の拠り所とする神秘的な歌姫が「リリイ・シュシュ」。のちにSalyuとしてデビューすることになる。楽曲プロデュースを手がけるのは『スワロウテイル』/YEN TOWN BANDから引き続いて、小林武史。
ドラマ『あまちゃん』(2013)
天野春子(小泉今日子)「潮騒のメモリー」
大ヒット朝ドラ『あまちゃん』ヒロインの母親で、かつてアイドルを目指していたという設定の「天野春子」役の小泉今日子が歌唱。 役名名義とはいえ、小泉にとって当時14年ぶりとなるシングルリリースとなった。作詞は脚本を手がけた宮藤官九郎、作曲はドラマのサントラに携わる大友良英とSachiko Mの共作によるもの。
ドラマ『あまちゃん』(2013)
あまちゃん 歌のアルバム 別冊
主人公・天野アキ(能年玲奈)と親友の足立ユイ(橋本愛)によるユニット「潮騒のメモリーズ」が歌うバージョン「潮騒のメモリー」など、劇中歌を多数収録したアルバム。
ドラマ『まれ』(2015)
little voice(黒猫チェルシー)「涙のふたり」
土屋太鳳主演で2015年放送された朝ドラ『まれ』。ヒロイン「まれ」の同級生、二木高志をロックバンド・黒猫チェルシーの渡辺大知が演じている。彼は作中でも同様にバンドを組んでおり、そのバンド「little voice」がリリースしたのがこの楽曲。楽器隊も全員黒猫チェルシーのメンバーが演じている。